東京都江戸川区平井1丁目にて、鉄骨造3階建て建物の全解体工事を無事完了いたしました。地域密着型で安心・丁寧な対応をモットーとする当社では、今回のような中層階の鉄骨構造物に対しても、周辺環境に最大限配慮しながら、安全かつ効率的な解体作業を徹底しております。

今回の現場は、住宅と商業施設が混在する地域に立地しており、隣接する建物との距離が非常に近く、振動や騒音への細やかな配慮が求められました。そのため、事前に近隣住民の皆様へのご挨拶・ご説明を行い、ご理解をいただいたうえで工事を開始しました。

建物は鉄骨造で、地上3階建て、延床面積はおよそ250㎡。まずは内部の残置物撤去および手作業による内装解体から始め、次に重機を使った本体構造の解体に移行。鉄骨切断作業では火花や音の発生を極力抑えるため、天候や時間帯を細かく調整しながらの工程管理を行いました。また、発生した廃材については、産業廃棄物として法令に則り分別・搬出・処理を行い、リサイクル率の向上にも努めました。

作業期間中は、安全第一を徹底し、現場には常時監督者を配置。足場や養生シートの点検も定期的に行い、通行人や近隣住民の安全を守る体制を構築しました。とくに通学路が隣接していたため、登下校の時間帯には誘導員を増員し、事故ゼロで完了することができました。