
千葉県船橋市海神町南1丁目において、軽量鉄骨造の工場と木造住宅が一体となった複合建物の全解体工事を行いました。
本案件では、工場部分の外壁にアスベスト(石綿)含有建材が使用されており、法令に基づいた適切な対応が求められました。

当社では、アスベスト含有箇所の事前調査から船橋市および関係機関への届け出、作業計画の策定、飛散防止措置、除去作業、そして最終的な適正処分に至るまで、すべての工程を自社にて完結。
外注業者に頼ることなく、専門知識と資格を持った自社スタッフが責任をもって作業を実施することで、工程管理の正確さと安全性の両立を実現しました。
また、敷地内には旧家に多く見られる井戸が存在しており、解体前に適切な手順での撤去が必要でした。お施主様からのご要望により、地元神職によるお祓い(井戸埋設前の儀式)を実施。その手配から儀式の立ち会い、井戸撤去、埋戻し、整地まで一貫して当社が対応させていただきました。


建物は異なる構造(鉄骨造+木造)から成るため、それぞれに最適な解体手順と重機を選定。近隣住宅との距離が近い環境でもあったため、防音・防塵シートの設置や散水などの近隣配慮も徹底し、苦情やトラブルなく工期内に全作業を無事完了しました。
今後もN-techでは、法令遵守はもちろんのこと、お施主様の細やかなご要望や、現場ごとの特殊事情にも柔軟に対応し、「安心・安全・丁寧な解体工事」を提供し続けてまいります。