マンションの解体を検討するとき、費用はいくらかかるのか、相場より高く請求されないかと不安に感じる人は多いです。
結論、マンションの解体費用は、建物の構造や階数、立地条件、アスベストの有無などによって大きく変動します。
事前に相場と内訳を把握しておくことで、不要な出費やトラブルを防げます。
本記事では、マンション解体費用の相場を構造・階数別にわかりやすく解説し、費用を抑えるコツや、安心して任せられるおすすめ業者も紹介します。
マンションの解体費用について相談したい方は、調査から廃材処理までワンストップで対応する株式会社N-techがおすすめです。
構造・階数別のマンション解体費用の相場
マンション解体費用は「坪単価 × 延床面積」で概算できます。坪単価は建物の構造によって異なり、おおむね次の水準が目安です。
構造別の坪単価相場
マンションの多くはRC造・SRC造で、戸建てより堅牢なぶん解体に手間がかかり、坪単価は高めになります。
さらに高層化による安全対策費やアスベスト対策費が加わると、相場の2倍程度まで上振れするケースもあります。
階数・延床面積別の費用シミュレーション
あくまで本体工事+付帯工事の概算です。
立地やアスベストの有無で大きく変わるため、正確な金額は現地調査と見積もりで確認しましょう。
マンション解体費用が高くなる主な要因4選
同じ規模でも、次の条件があると費用は上がりやすくなります。以下4つについて事前のチェックが大切です。
アスベストの使用
解体工事では、アスベスト(石綿)の有無にかかわらず、着工前に有資格者による事前調査を行うことが法律で義務づけられています。
調査でアスベストの含有が確認されれば、専門業者による除去工事が必要です。
飛散を防ぐ養生や作業員の保護、専用ルートでの処分まで求められるため、通常の解体に比べて費用が大きく上乗せされます。
築年数が古いマンションほど使用されている可能性が高く、注意が必要です。
地中埋設物・杭基礎
解体後に、古い基礎や杭、以前の建物のコンクリートガラ、浄化槽などが地中から出てくることがあります。
撤去には追加の重機や人手、工期が必要となり、処分費も別途かかります。
見積もりの段階では地中の状態を正確に把握しづらく、着工後に想定外の費用が発生しやすいため、事前の資料確認や現地調査が重要です。
前面道路の幅員が狭い
敷地の前面道路が狭いと、大型の重機やダンプトラックが進入できず、小型機械や手作業中心での施工を余儀なくされます。
その分だけ作業効率が下がり、人手や工期が増えるため費用は割高になります。
加えて、廃材の搬出に小型車両を何度も往復させる必要が生じるため、運搬コストもかさむ可能性が高い点にも注意が必要です。
近隣との距離が近い
周囲の建物と距離が近い立地のマンションでは、騒音や粉じんの影響が隣家へ及びやすいです。
防音パネルや防じんシートによる養生を強化し、より慎重に作業を進める必要があります。
近隣への安全・環境対策にかかる費用が積み重なって、解体費用を押し上げる要因になる可能性もあることも考慮しましょう。
マンション解体費用を抑える方法
マンションの解体費用は、工夫次第で抑えられます。
主なポイントは次の4つです。
複数業者に見積もりを取る
解体費用には明確な定価はありません。
業者によって数十万円単位で差が出ることもあります。
最低でも3社程度から見積もりを取り、総額だけでなく内訳まで比較することで、適正価格を見極められます。
極端に安い見積もりは追加請求のリスクもあるため、内容の透明性も確認しましょう。
残置物を事前に整理する
室内に家具・家電・私物などが残っていると、産業廃棄物として処分費が上乗せされます。
自分で処分できるものは事前に片づけておくことが、マンションの解体費用を抑える1つのコツです。
リサイクルや自治体回収を活用して処分しておけば、その分の費用も削減できます。
補助金・助成金を活用する
老朽化した建物の解体には、自治体の補助金・助成金を利用できる場合があります。
国土交通省は2025年度から、老朽化したマンションの解体支援に乗り出し、管理組合に対して解体費用の一部を国と市町村が補助する制度を設ける方針です。
補助金や助成金は工事着工前の申請が原則のため、早めに自治体の窓口で条件や期限を確認しておきましょう。
鉄スクラップの売却益を還元してもらう
RC造・S造の解体では大量の鉄筋・鉄骨が出ます。
これらは鉄スクラップとして売却でき、その売却益を解体費用から差し引いてくれる業者もあります。
見積もり時に「スクラップ分の還元はありますか?」と聞いておくと、総額を抑えられる可能性があるので、事前確認しておきましょう。
マンション解体工事の流れ
マンションの解体工事は、一般的に以下の流れで進みます。
全体像をおさえて、気になる部分の知識をインプットしておきましょう。
現地調査・見積もり
まず解体業者が現地を訪れ、建物の構造や規模、延床面積、前面道路の幅員、隣家との距離、アスベストの有無などを確認します。
この調査結果をもとに、本体工事費・付帯工事費・処分費・諸経費を積み上げた見積もりが作成されます。
正確な金額を把握するために、複数社に現地調査を依頼して比較するのがおすすめです。
建設リサイクル法などの各種届出
延床面積80平方メートル以上の建物を解体する場合、建設リサイクル法にもとづき、着工の7日前までに都道府県知事への届出が必要です。
あわせて、アスベストの事前調査結果の報告や、道路使用許可など、工事内容に応じた各種手続きを行います。
通常はこれらの届出について、解体業者が代行してくれます。
近隣への挨拶・説明
解体工事では騒音・振動・粉じん・車両の出入りが避けられないため、着工前に近隣住民へ挨拶と工事内容の説明を行います。
工期や作業時間、緊急連絡先などを伝えておくことで、トラブルや苦情を未然に防げます。
マンションのような大規模工事では周辺への影響も大きいため、この事前対応は特に重要です。
電気・ガス・水道などライフラインの停止
工事中の事故を防ぐため、着工前に電気・ガス・電話・インターネットなどのライフラインを停止・撤去します。
特にガスは引火の危険があるため、必ず事前に供給を止める必要があります。
なお、解体時の粉じん飛散を抑える散水に使うため、水道だけは工事の最後まで残しておくのが一般的です。
足場・養生設置、本体解体工事
工事の安全確保と、粉じん・騒音の飛散防止のために、建物の周囲へ足場と防音・防じんの養生シートを設置します。
その後、重機や専用機械を使って建物本体を解体していきます。
マンションでは、内装材の分別解体を先に行い、上層階から順に躯体を壊していくなど、構造や立地に応じた工法で進められます。
基礎撤去・整地
建物本体を解体したあとは、地中に残るコンクリートの基礎や杭を撤去します。
ここで想定外の地中埋設物が見つかると追加費用が生じることもあるので、注意が必要です。
撤去が終わったら地面をならして整地し、廃材やガラを適正に搬出・処分します。
土地を売却・活用する場合は、この整地の仕上がりが次の工程に影響します。
建物滅失登記(解体後1か月以内)
建物を解体したら、その建物が存在しなくなったことを法務局に届け出る「建物滅失登記」を行います。
不動産登記法第57条により、解体後1か月以内の申請が義務づけられており、怠ると過料の対象となる場合があります。
土地家屋調査士に依頼するのが一般的ですが、必要書類がそろえば自分で申請することも可能です。
マンション解体に対応しているおすすめ業者3選
ここからは、マンション解体費用の相談に対応してくれる信頼できる業者を3社ご紹介します。
株式会社N-tech

出典:株式会社N-tech
株式会社N-techは、マンションをはじめとする建物の解体工事を中心に、以下にも対応する総合施工会社です。
調査・設計から施工、廃材処理までを一貫して行う体制を整えており、安全管理や法令遵守
を徹底しています。
マンション解体で費用がかさみやすいアスベスト調査・除去まで自社で対応できるため、別途業者を手配する手間がなく、工程管理の効率化が期待できます。
ワンストップで依頼できることでコストや手間の削減につながるほか、品質の安定や近隣への配慮が行き届いた施工がメリットです。
株式会社K2corporation

株式会社K2corporationは、建物の解体工事を主軸に、内装解体や原状回復工事、廃棄物処理までを含めた施工サービスを提供しています。
マンションのような大規模解体でも、現場ごとの条件に応じた最適な工法選定やスケジュール管理を行い、効率的かつ丁寧な施工を実現している点が特徴です。
また、騒音や粉じん対策など周辺環境への配慮にも注力しています。
専門業者として一括対応することで、発注側の管理負担を軽減でき、工程の見える化や費用の透明化、トラブルの抑制につながる点が大きなメリットです。
有限会社TRUST ONE

有限会社TRUST ONEは、解体工事を中心に幅広い施工を手掛ける企業で、高品質なサービスを提供しています。
具体的には、豊富な実績に裏打ちされた技術力への信頼、法令遵守と徹底した安全管理が魅力です。
マンション解体に欠かせないアスベストの事前調査・除去にも対応し、近隣住民への丁寧な配慮や迅速かつ柔軟な対応力、そして適正価格による透明性の高い取引を重視しています。
初めての依頼でも不安なく任せられる体制を整えており、顧客満足度の高い施工を継続的に提供している点が特徴です。
まとめ|マンション解体費用は相場と内訳を理解して適正に進めよう
マンション解体費用は、構造や階数、立地、アスベストの有無などで大きく変わり、想定より高額になることもあります。
相場と内訳を理解し、相見積もりや補助金などで費用を抑えながら、法令どおりに安全に進めてくれる業者を選びましょう。
マンションの解体費用について相談したい方は、一貫体制で安心の株式会社N-techがおすすめです。
まずは無料で相談してみましょう。